代表高橋からのご挨拶

"すべては笑顔のために"大切な時間をしっかりサポートします。

 

 

健康長寿を願い続けた日本において、医療は目覚ましい発展を遂げ、今や我が国は世界一の長寿国となりました。しかし、たとえ医療が発展しても「死」は克服できないものであり、厚生労働省の統計によると、年間死亡者数は2039年に約167万人(2017年は約134万人)に上ると推計されており、日本は、世界に先駆けて多死社会を迎えようとしています。 これからの「死」は、長寿の恵みを受けながら老いていく人生の先にある、自然に還るための終着点です。闘う相手としての「死」ではありません。

当社のホスピスサービスは、そうした自然な「死」を見定め、残された時間を豊かに艶やかに生きる支援をするものです。

私たちは、在宅ホスピスの研究と普及を通じて、その新しい価値を創造し、各々が希望する人生の仕上げが可能な社会の実現を目指します

超高齢社会

日本は超高齢社会を世界に先駆けて体験しています。

現在、高齢者(65歳以上)の比率は全人口の4人に1人(25%)をすでに超え、3人に1人が高齢者であるという時代は近未来到来します。

この未だどの国も経験したことがない人口構成下においても、国民が幸福な暮らしを継続できると信じています。

超高齢社会となった要因の一つは国民の長寿化ですが、不老長寿は元来人類永遠の願いであり、多くの科学者や医療者よって手に入れたものです。 私はこうして手に入れた長寿が、真の国民の幸福となる社会の創造を信じ、日本から世界に発信できることを願います。

世界一幸せな長寿大国

社会を構成する上での「高齢者」にはネガティブなイメージが先行していますが、私は「高齢者」がマジョリティとして存在するからこそ実現できる成熟社会があると考えています。

現在は、長寿化によって得られた「人生の第3ステージをどう生きるか」というイメージを持てないまま長寿を手に入れてしまった歪みが顕在化しているだけと考えます。

多死時代

課題は少なくはありません。介護需要の拡大と介護人材不足、認知症、社会保障制度改革、多死時代への対応などが挙げられています。

これら課題の中で当面は克服できないと考えておくべきなのは「死」ではないでしょうか。高齢期を活力ある生活を継続し前向きに暮らすためには「死」及び「終末期」への不安から解き放つことが必要であると考えます。

在宅ホスピス

日本の死亡者数は160万人を超えるといわれる2040-50年ごろまで増え続けます。疾患別死亡者数で1位である「がん」やそれ以外の難病や循環器疾患なども合わせると、専門性の高い緩和ケアを必要としている患者数は増加します。

一方で病院は機能分化しながら在宅医療への移行が推進されています。「がん」などの重度疾患でも、病院での入院加療は限定的利用に絞られています。

こういった長期療養を前提とした疾患は、在宅療養を中心とした生活の質を高く維持することが望まれます。

「おうちが病院」と「職業家族」

「在宅ホスピスの研究と普及」をミッションに掲げる当グループでは、「おうち(在宅)」での療養を支え、「おうち」で最期を迎えることをサポートするサービスを提供します。在宅療養においては、医療は生活を支える一部として、空気のように淀みなく必要な質と量が提供されることが重要です。

大事なのは「療養される患者と家族の生活の質」であり、そこでの自己実現の可能性を引き上げるサポートができるかです。 当グループが掲げる「おうちが病院」というメッセージには「おうち」という自由とコミュニティの中の暮らしの場に、病院のような安心感を届けるという思いを込めております。

私たちは質の高い選択肢を、「わかりやすく幅広く示す」というサポートをプロフェショナルとして関与させていただきます。 この関わり方を私たちは「職業家族」と呼んでいます。「職業家族」は家族と同じ覚悟でプロフェッショナルとしてサポートさせていただきます。意思決定の主体者は療養者ご本人であり、サポートする主体者は家族です。「職業家族」はもれなく、ダブリなくサポートする安心サービスです。

訪問看護とホスピス住宅

当グループは、在宅ホスピスを持続可能なシステムとするために、新しい在宅療養モデルを推進しています。訪問看護ステーションを中心とした在宅サービスに、その拠点機能を併せ持つバックベッドとしての「ホスピス住宅」を組み合わせたモデルです。 「おうちが病院」の実現には在宅サービスだけでは限界があるのは自明です。療養者を支える家族も、サポートするスタッフにも物理的な限界、精神的な限界があります。バックベッドとしての「ホスピス住宅」は保険です。

自宅での在宅サービスからホスピス住宅へ転居しても自宅であることは変わりません。同じスタッフが継続して支えることが可能ですし、価値観を共有したチームから関わるメンバーが増えるだけですので、ご本人の意思決定を尊重した基本方針は変更なく最期の時間までサポートさせていただきます。「ホスピス住宅」は自宅ですのでご家族の出入りも住み込みも自由です。

 

この新しい在宅療養モデルによって「世界一幸せな長寿大国:日本」を実現できると確信しています。

日本ホスピスホールディングス株式会社
代表取締役社長 高橋 正

代表高橋のプロフィール

高橋 正

1962年生まれ、神奈川県出身

日本ホスピスホールディングス株式会社 代表取締役社長

 

医療・福祉施設や公共施設などの建築設計に携わったのちに、2000年より高齢者住宅の運営に関わり、2008年ユーミーケア(現学研ココファン)代表取締役社長に就任して27棟の高齢者住宅を「湘南CCRC構想」を掲げ展開。2012年カイロス・アンド・カンパニー株式会社を創業、訪問看護ステーションとホスピス型高齢者住宅の組合せによる在宅看取りをコア事業に位置づけ展開開始。2014年名古屋のナースコールをJ-STAR株式会社と共に事業承継し、2社を統合する経営体制に組織変更。2017年1月カイロス・アンド・カンパニーとナースコールを傘下とする日本ホスピスホールディングス株式会社を設立、代表取締役社長に就任。